第347回 財産承継研究会

【大家さん&賃貸オーナーさん向け】

違法建築に要注意!アパートの建て方、選び方

~契約前から引き渡しまで~

講師
株式会社さくら事務所
柴尾 竜也 氏

最近、ハウスメーカーによる賃貸アパートの界壁の施工不良また、ブロック塀の建築基準法違反等のニュースがありました。これは他人に被害を及ぼす危険性があり、その所有者の責任を問われかねない重要な問題です。

そこで今回は建築のプロであり、公認ホームインスペクターの柴尾氏に新築時・中古物件の取得時等の注意点、検査立会いの時の注意点、オーナー様のできるチェックポイントなどを分かりやすくご講演頂きました。

◉インスペクションでリスクヘッジ

インスペクションとは、住宅に精通した住宅診断士が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化症状、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見極め、アドバイスを行う専門業務です。

〈実際にインスペクターが発見した実例〉

❖水平器を外の廊下に置いて測った際、雨が降った時きちんと外壁側の方の溝に水が流れていくような角度で作られていなかった。

❖壁の傾きが、新築物件では1mで3㎜未満、また中古物件では1mで6㎜未満の傾きであれば許容範囲と言われているが、オートレーザーレベルという機器で測った所、許容範囲以上の傾きであった。原因としては、基礎が途中で折れてしまっている可能性がある。

❖入居者の体調が悪くなり部屋を調べてみると、換気が義務付けられているにも関わらず、吸気口の蓋を開けてみると、設計ミスでそもそも穴が開いていなかった。

❖洋服を掛ける棒がネジで止まっておらず、もし負荷がかかったら落ちてしまうような状況であり、場合によっては怪我をする危険性もあった、等。

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このように人が作業をするので、「ミス」の可能性はありますが、検査回数が多いと見落としや施工不良の可能性は軽減できます。インスペクターの方に検査を頼むことも一つの手ですが、実際に自分の足で頻繁に現場へ出向き、トラブルの元を無くしていくことが大事でしょう。

 

♥ 次回の財産承継研究会の開催日 ♥

2018年9月21日(金) 14時00分~16時00分

☎044-811-1211(石井・駒まで)

お申し込みは こちら

 


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