人を変え、育て、成長するMG
㈱環境総合テクノスの太田と申しま す。(ハンドルネーム:まじゅろ)
今日は、私が何故MGをするようになったのか、何故長い間続けてきているのか、その辺の話をしたいと思います。実を言うと私は、昔からお金にまつわる仕事にだけは就きたくない。そのように思っていました。
元々理科系の出身だった私は、1978年に環境総合テクノスに入社し、環境・水質の研究の仕事をしていました。これでお金にまつわる仕事には係らないだろうと思っていました。
ところが入社した翌年、上司に呼ばれ、「太田君、君は理科系の出身だからコン ピューターを使って売上の集計をやってくれ」と突然言われました。当時、コンピューターのことも売上のことも、全く分からなかった私は、「それは経理の仕事ではないですか?」と疑問に思ったのですが、根が素直だったので、そのまま従うことにしました。これがそもそもの間違いだった…と(当時は)思っていました。しかし、実はそうではなかったと言うことに後々なってくるのです。
OAカルクはPIPSみたいなもんや
集計をすることになった私はシステムエンジニアの先輩Tさんと一緒に業務をすることになりました。その後しばらくして2台目のコンピューターを導入したとき、OAカルクというソフトがついていたのですが、このソフトがとにかく優れもので、今でこそあたり前ですが、データのソートやサーチが簡単にできる事にとても感動し、先輩にOAカルクってスゴイですね、あれもスゴイこれもスゴイと感動しまくりでした。
も ちろん先輩も共感してくれると思っていたのですが、「太田君、OAカルクというのは、「PIPS」みたいなもんや」と一言だけ言われました。当時は、その意味が全く分かりませんでした。
あるとき、書店を歩いていると、何か視線に気になるものがあったので見てみると、そこには「PIPS革命-著者 西順一郎」という本がありました。
「OAカルクというのは、「PIPS」みたいなもんや」この言葉を鮮明に覚えていた私は、その場で読んでみました。するとそこには「PIPS」について、なんてすばらしいソフトだ、と延々書かれていました。この人の本は面白そうや、と思った私は、先生の本を読みあさりました。
衝撃的だった西先生の企業方程式
当時まだ売上の集計をしていた私に とって、衝撃的な本に出会いました。その本は「企業方程式」(この本を読んだ瞬間私の悩みは無くなりました!)なんて分かりやすく書かれた本だろう。いても立ってもいられず、西先生に手紙を書くことにしました。(書かずにはいられなかった)
すると、何と西先生から電話をいただいたのです。「関西シーガルというサラリーマンの勉強会をするサークルがあるから訪ねてみなさい」と言われました。言われるままに訪ねてみた私は、ここで初めてMGに出会ったのです。関西シーガルでは、とにかく勉強会やMGをたくさんやりました。皆さんも良くご存知の佐藤雅榮さんは関西シーガルの先輩でもあります。
佐々木隆さんとの出会い~柏崎MG
その後も各地でMGに参加していましたら、島根の三瓶山という所で、西先生の本にも登場する新潟SCTの佐々木隆 さんという方に出会いました。その後もお互いに交流を持つようになりました。あるとき、新潟の柏崎MGに誘われたので、参加したのですが、そこでのSCTの皆さんが、明るく、元気でとにかく熱いのです。自分の意見をハッキリと話すエネルギーや交流会に圧倒されました。(今も伝説のMGと言われています。) 私自身もこのような交流会での人と人とのふれあいもいいものだなと思うようになりました。そして、さあこれからもっと交流を深めようと言うときに、佐々木さんは突然亡くなられました。
人を変え、育て、成長するMG
私は、この言葉の通り、MGをすることによって、たくさんの人に出会い、自分自身も成長してこれました。佐々木さ んやSCTの皆さんとのMGを通じての交流が現在も「なにわMG」開催等MGを続けている原動力になっているのです。
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