『10年後の仕事図鑑』

10年後の仕事図鑑AI(人工知能)やロボットの台頭、仮想通貨、少子高齢化による人材不足、中小企業では後継者不足も深刻となっており、(既に始まっていますが)これから激動の時代になると言われております。ではこれからどうすればいいか、そんな疑問から1冊の書籍を手に取ってみました。

『10年後の仕事図鑑』著者/堀江貴文(実業家)×落合陽一(実業家・大学準教授)

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「なぜ今、グランドデザインを考え直さなければいかないのか?」

冒頭から、このようなタイトルで始まります。世の中の多くの人は、AIに仕事が奪われていく未来を肯定できないでいる。AIが単純労働を代替し、人間が悠々自適に生きられることを想像できないでいる。「こんな人生が幸せである」といった、いわゆる理想の人生モデルというものが崩れかけているため、自分で生き方をデザインしなければならない時代になっているとあります。

「没頭→好きになる→発信→価値」

AI化、ロボティクス技術により仕事が無くなる、だが新しい仕事も生まれてくる。自分の好きなこと、遊びに没頭し、それを発信することでそれが価値になり仕事に繋がる。

今の時代を生き残るには「ある経済圏の中で、その人しかできない状況をつくる」ということが必要。オリンピック金メダリストのような「100万分の1」のレアな存在になることは難しいが、100人の中で1番になる。それをそれぞれ違う分野で3つ作って、掛け合わせれば100万分の1のレアな存在となる。これなら出来そうな気がしてきますね。堀江氏はこれを仕事ではなく趣味で生み出せと言っています。

「なくなる仕事・変わる仕事」

本書にはイラスト入りで、50近くの職業の未来を両氏が分析しています。様々な仕事の未来を想像する参考になるかと思います。

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時代の最先端を行く両氏の共著だけあって非常に刺激的な内容でした。ほんの一部しか紹介が出来ていないので、是非お手に取っていただくことをおすすめいたします。
皆さんはこの10年にどんな未来を想像し、何に没頭し、どんなグランドデザインを描かれますか。

 

 


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