不動産鑑定相続税や贈与税等を申告するとき、よく耳にする「路線価」とはどのような価額なのでしょうか。路線価には「固定資産税路線価」「相続税路線価」の2種類がありますが、ここでは相続税路線価について記していきます。

■路線価とは

その名の通り、路線(道路)に面する標準的な宅地の1平方メートル当たりの価格のことです。

■どのように決定されるのか

国税庁が毎年1月1日を評価時点として、地価公示価格(国土交通省が毎年3月頃に公表)、売買実例価額、不動産鑑定士等による鑑定評価額、精通者意見価格等を基として算定した価格の80%により評価しています。

■なぜ使用するか

相続税や贈与税の申告において土地等の価額は時価により評価することとされています。しかし、すべての納税者がその申告等に当たり、時価を把握することは必ずしも容易とはいえません。そこで、国税局は相続税や贈与税の申告の便宜及び課税の公平を図る観点から、土地等の評価額の基準として、毎年定めて公開しています。

■どのように使用するのか

前項で記したように、相続や贈与で土地を取得したとき、取得した土地を評価する方法の一つ(路線価方式)として使用します。路線価方式とは、路線価をその土地の形状等に応じた奥行価格補正率などの各種補正率で補正した後、その土地の面積を乗じて評価する方法です。

■どこで確認できるのか

国税庁の路線価サイトに平成24年分から最新年度分の路線価が掲載されており、年度別に調べたい土地の都道府県を「日本地図」の中から選び、確認できます。

■路線価図の見方

路線価は千円単位で表示されており、路線価の右隣に表示されているA~Gの記号は、図外に借地権割合を示しています。

■いつ確認できるのか

毎年7月上旬頃に国税庁の路線価サイトでその年の路線価が公表されるので、確認することができます。また、国税庁や各税務署に直接足を運んで閲覧することもできます。
一度、ご自宅の面している道路の路線価を調べてみてはいかがでしょうか。

 

 


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